都市鉱山の有効活用について思うこと

この記事は,都市鉱山の有効活用について個人的に思ったことを書いたものです.
何年か前に書いたものなのでかなり読みにくいかもしれませんが,参考になるようでしたら幸いです.注意点としては,①この記事は少なくとも1年以上前に書かれている内容であること,②私個人の意見が多分に含まれていること,この2点をご了承下さい.文字数は1,600字程度あります.
誤字脱字を発見された方は連絡していただければ助かります.

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※画像はPixabayより.



 都市鉱山について思っていることを,特にその有効活用のために何をすべきかに焦点を当てつつ自分の意見を述べる.
 まず都市鉱山とは,都市で廃棄された家電製品などに含まれる貴重な金や白金,レアメタル,レアアースなどのことをさす.パソコンや携帯電話,デジタルカメラなどといった小型の家電にも様々なレアメタル及び貴金属が含まれている.レアメタルには具体的にどのようなものがあるのかといえば,例えば携帯電話の場合,振動モーターにNd,液晶部にIn,カメラにNi,ボタン接点部にCrなどがある.携帯電話という誰しもが持っているものにも様々な種類のレアメタルが含まれている.
 廃棄された様々な家電製品などからこれらの貴金属,レアメタルを回収できれば,廃棄された家電製品が大量に眠る都市は限りある地下資源を凌駕するほど有望な鉱山へと変貌することになる.このように廃家電として都市に蓄積された金属資源は「都市鉱山」や「地上資源」と呼ばれ,世界中で注目を集めている.
 資源が少ないといわれている日本でのレアメタル事情はどうなのか.日本のレアメタルについて独立行政法人物質・材料研究機構の試算によれば,日本国内に蓄積されリサイクルの対象となる金属,即ち都市鉱山の量は,金が約6,800トン,銀は60,000トンに上る.これらはなんと世界の現有埋蔵量42,000トンに対して,金は16%,銀は22%にも及ぶ.その他の金属でも世界埋蔵量の1割を超えるものが多数あり,白金などのように国別の埋蔵量で比較してベスト5に入る金属もあるといわれている.これは即ち日本の都市鉱山から生み出される金属資源量は世界有数の資源国から産出される金属資源量に匹敵するということである.日本は資源の少ない国家とよくいわれているが,この事実を踏まえれば,実際にはそうではない(世界有数の資源国だ)ということがわかる.
 今,世界的に資源の減少が問題になっている.地球にある利用可能な資源は当然有限であることから,また人口増加の問題も含め,世界的にこれらの貴重な資源の消費量が増えれば,資源の枯渇や価格高騰といったリスクが著しく増大するのは目に見えている.このことを考えれば都市鉱山を有効活用しない手はない.
 では都市鉱山を有効活用するために我々は一体何をすべきか.ずばり,「家電製品などに含まれるレアメタルなど貴重な金属は再利用できるということをしっかりと意識し,またそれら家電製品などの廃棄方法についてしっかりと理解し,廃棄する際にはその方法に従って廃棄すべきである」.まずはこの意識をしっかりと持つことが重要であると私は考える.金属資源は貴重な資源であるが,一度使用した後に回収して組成を変えずに再利用することができる有望な資源でもある.現在の日本ではこのような所謂「リサイクル」の仕組み自体は整っているといえるので,他に必要なのは消費者の意識ということになる.即ち,①家電製品などに含まれるレアメタルなどの金属は貴重であるということ,②これらは再利用が可能であるということ,③積極的に再利用していけば様々な利点(例えば日本に少ない貴金属を輸入に頼り過ぎないための手段になるなど)があるということ,以上の3点はあくまで一例だがこういったことに対して消費者がしっかりと意識を持つべきである.どんなこともまず大切なのは意識を持つことなのである.
 他にもメーカーは都市鉱山の再利用(所謂リサイクル)しやすい製品設計や消費者への積極的な呼びかけなど,できることは積極的にやっていくべきである.またそのために国・政府も,リサイクルを積極的に推進するメーカーへの支援や廃棄された様々な家電製品をより円滑に回収(メーカーやリサイクル業者へ配送)する社会のシステムの整備・強化など,取り組めることには積極的に取り組むべきである.都市鉱山の有効活用のために何をすべきかについて,以上が私の意見である.
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2017年12月1日(金)
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